財布を使い始める前に寝かせる時の作法2026!金運を上げる初期設定

財布の使い始めに寝かせる時の金額や日数は?有名風水師や、財布コンサルタントが提唱している「財布を寝かせる作法」をまとめました。財布を寝かせる時間がない時におすすめの方法や、寝かせると効果がある人とない人の違いも解説しています。


新しい財布を買ったら、金運を良くするためにも…


 

風水の作法の則って、きちんと寝かせてから使いたい!


そんな方のために、このページでは、使い始める前に、財布を寝かせる時のやり方をまとめました。


財布を寝かせる時間がない方は、こちらへどうぞ。


財布を寝かせる時間が無いときはどうする?


財布は使い始めの頃のお金の量や流れを記憶するので、パソコンのように初期設定してやるのが重要だと言います。


この初期設定で、財布がお金の量や流れを覚え、「金運財布に育つ」というわけですね。


それでは、具体的な財布を寝かせる作法をみていきましょう。


風水師や、財布に関する開運コンサルタントの方は、財布を使い始める前、現金を入れて、一定期間、寝かすことを「財布の初期設定」と呼んでいます。


財布を寝かせる作法2026

財布を使い始める前に「寝かせる作法」については、風水師や財布コンサルタントなど、専門家が提唱していることをまとめました。


本で書かれている場合には、書籍名も入れています。


財布を寝かせる時の金額は?

では、まずは、財布を寝かせる時に、お金をいくら入れておけばいいのか?っていう問題です。


これについては、以下のお三方が、次の金額を提唱しています。



それぞれ詳しくみていきましょう。


新札の21万円を下向きに揃えて財布に入れる


YahooやGoogleで、ネット検索すると、すぐに見つかるのが、


21万円の新札を、下向きに揃えて、財布に入れて9日間寝かして、10日目から使い始める


という方法です。


新札21万円を下向きに揃えて財布に入れる


これは、財布コンサルタントの佳山知未(かやま ともみ)さんがおすすめするやり方で、佳山さんが書いた本の中では、


「お金がどんどん舞い込む開運財布術」


という書籍の中の



第2章 実践編 お金がどんどん舞い込む開運財布の育て方


の中の


STEP4 開運財布の初期設定のしかた


に出てきます。


入れるお金がない場合はどうする?


財布の初期設定で、入れるお金がない場合、桂山さんは、初期設定用の現金を貯めてから、財布を新調することをおすすめしています。


100万円の帯封だけを入れるという人もいますが、帯封だけでは、やはり、パワーが弱いので、財布の初期設定には、本物の現金の方がいい、とのことです。


初期設定の後、財布にはいくら入れておけばいい?


桂山さんによれば、初期設定の後に、財布に入れておく金額は、買った財布の値段くらいがいい、とのことです。


つまり、3万円で買った財布なら、いつも、だいたい、3万円が財布に入ってるようにする、ということですね。


理由は、財布には、それぞれ「格」があるからで、その格に合わせて、中身も、それに見合った金額にする、ということです。


10万円以上するブランド財布に、1万、2万しか入ってないと、財布の外見に対して、中身が見劣りしてしまう、というわけです。


財布にお札を入れる向き 下向きと上向きの違いは?


財布を寝かせる時に、入れるお札の向きを


「上向きにした方がいいのか、下向きにした方がいいのか」


も、迷うところですよね。


上向きというのは、1万円札の福沢諭吉さんの頭の方が、財布の札入れ口の方に来るようにして入れる、ということです。


下向きというのは、逆に、1万円札の福沢諭吉さんの頭が下向きになるように、札入れ口からお札を入れる、とうことです。


桂山さん場合は、財布の初期設定をする時には、下向きをおすすめしています。


風水では、お金は生き物と考えられているので、1万円札が、頭からお財布に入っていく下向きだと、お金が出て行きにくくなる、つまり、貯まりやすくなると考えられています。


一方で、財布にお金を入れる時は「上向きの方がいい」という説もあります。


これは、財布のお札が上向きの場合は、お金が出て行きやすくなるとともに、入って来やすくもなる、という考え方があるからです。


例えば、陰陽師の橋本慧さんによれば、投資などのように、お金の巡りを良くしたい場合には、「肖像画を上向きにして、財布に入れるように指定することもある」とのことです。


両方ともに共通してるのは、お札の向きは揃えた方がいい、ということ。


これは、テレビ番組の「ヒルナンデス」に出ている風水鑑定師の紫月香帆(しづき かほ)さんや、


台湾出身で、中華易経命理協会を設立した張玉正先生の下について、風水学と紫微斗数を学び、雑誌の占いコーナーでも活躍中の林秀靜(りん しゅうせい)さんも言っています。


お札の向きをぐちゃぐちゃにするのは、財布を寝かせる時も、寝かせた後、使い始めてからも、一貫して「金運を落とすNG行動」になっています。


◆まとめ


貯まる財布にしたければ、お札を下向きに揃える


お金まわり良い財布にしたければ、お札を上向きに揃える



いつも財布に入れておくより少し多めの金額(2~3倍の金額)


21万円じゃなくても、いつもより少し多めの金額(2倍~3倍の金額)を入れての初期設定を、おすすめしているのが、フジテレビの「笑っていいとも」で、レギュラーだったこともある人気女性風水師の李家幽竹(りのいえ ゆうちく)さんです。


初期設定の期間は、佳山さんと同じく9日間ですが、幽竹さんの場合は、初期設定の期間中に、財布を、全く使わないのではなく、


いつもの2倍~3倍の金額を入れて、財布を使いながら初期設定するのもあり


というのが特徴的です。


この初期設定の期間中に入っているお金を財布が記憶するので、いつもより、多めの金額を入れておいて、お財布に、その状態を覚えてもらいましょう、という考え方がベースにあります。


また、お金の出し入れについても、この9日間のお金の出し入れを財布が覚えてしまうので、初期設定期間中は、出し入れも、なるべく少なくした方がいい、ということになります。


財布を買ったら、財布をおろす日までは、なるべく短い方がいい、とか、財布は寝かさないで、すぐ使いたいという人におすすめの方法です。



お札じゃなく小銭を入れるなら「お種銭115円」


「財布にお札を入れるんじゃなくて、5円とか、10円とか、小銭を入れるやり方を、聞いたことがあるのだけど…」


という方もいるかと思いますが、これについて言及しているのが、風水関係の本を、たくさん出版している小林 祥晃(こばやし さちあき)こと、Dr.コパさんです。


コパさんは、財布をおろす時、使い始める前に、最初に入れておくお金のことを「お種銭」と呼んでいます。


金額は、天下を取るという数字の組み合わせの「115円」か、金運や財運に恵まれる「8」を含む金額がおすすめされています。


お種銭は、ポチ袋に入れて、財布に入れますが、寝かせている間だけじゃなく、使い始めてからも、使わずに、ずっと財布に入れておくのがポイントです。


お札と小銭は分けた方がいいので、長財布でも、二つ折り財布でも、お種銭は、小銭入れの方に入れておきましょう。


二つ折り財布でも、お種銭が小銭入れに入りやすいように、正方形のポチ袋もあります。


お種銭の作り方

市販のポチ袋を買って、その中に、お種銭を入れるのもいいですが、折り紙などで、自分でポチ袋を作って、その中に、お種銭を入れるやり方もあります。


その場合、Dr.コパさんは、黄色の紙か、ラベンダーの紙で、お種銭を包むのをおすすめしています。


黄色は「金運アップの色」で、ラベンダーは「厄落としの色」だとのことです。


お種銭


外側がラベンダー、内側が黄色なら、さらに、ラッキーとのことですので、折り紙を2枚貼り合わせて、ポチ袋を作るのもおすすめです。


お札は新札の方がいいなら、小銭も新品の方がいいのでは?


最初に、財布に入れるお札は新札の方がいいなら、5円、10円、100円も新品の方がいいのでは?


って考える方も、いらっしゃるかもしれませんね。


理屈的には、確かに、小銭も新品の方がいいのですが、現実的には、新品のコインを調達するのは、なかなか難しいものがあります。


お札は、銀行で新札に両替してくれるものの、銀行は、常に、新品の硬貨を用意してあるわけではないですからね。


対処方法として、お酢に塩を入れた液体に、10円と5円をつけると、汚れが落ちて、新品みたいにピカピカになるので、それをお種銭にする、という手もあります。

財布を寝かせる期間は?日数にしたら、何日、寝かせればいいの?

これについては、風水師の李家幽竹さんも、財布コンサルタントの佳山知未さんも「9日間」と言っています。


これ以外では、3日だったり、1週間だったり、10日~2週間だったり、長いものだと、1ヶ月、2ヶ月、寝かせる、という記述までありますが、誰が言っているのか、その根拠が不明でした。


また、最近では、財布を寝かせるための寝具もあり、例えば、明治創業の神奈川の仲手川布団店からは、枕と敷布団、掛け布団がセットになった「高級財布布団」が発売されています。



財布を使い始める前に、寝かせる時はもちろんのこと、普段、財布を休ませるために、1晩寝かせる時などにも使えますので、気になる人は、チェックしてみて下さい。


布団はすべて、金運や商売繁盛のご利益を願って、東京都稲城市にある穴澤天神社で、特別祈祷されています。


財布の使い始めに寝かせる場合の12月の開運日

財布を使い始める前に寝かせるとしても、具体的に「財布をいつ買って、いつ使い始めるのか」っていうのは、なかなか、悩ましいところですよね。


そこで、以下の記事では、2025年12月に、新しく財布を買おうと思っている方向けに、財布を買う日や、財布をおろす日についてまとめてあります。



2025年の12月は、冬至の前日である12月21日の日曜日が、天赦日と一粒万倍日と甲子の日が重なるトリプル開運日になっています。

財布を寝かせる方角 北と西の違いは?

ネットで調べると、財布を寝かせる方角については「北に寝かせる」という記載が多いですが、一部には「西に寝かせる」というものもあります。


「北に寝かせる」という記載が多いのは、単純に、風水では「財産は北に保管すると良い」ということになってるからだと思います。


ところが、風水師の紫月香帆(しずき かほ)さんによれば、実は、北と西では、保管に適したものの性質が、少し変わって来る、とのことで、その違いは、以下のようになっています。


北に保管することが向いてるもの

定期預金の通帳、実印、土地の権利書、など、財産に関する「普段使いでないもの」は、家の中の北に保管することが向いています。


西に保管することが向いてるもの

普通預金の通帳、認め印、財布、など、お金に関する「普段使いのもの」は、家の中の西に保管することが向いています。



ですので、これによると、財布を寝かせるのは、西の方がいい、ということになります。


また、方角と金運アップ風水の関係では「西で呼び込み、北で貯め込む」というのもあります。


その理屈から言うと、


  • お金を呼び込むような財布に育てたい場合は、西に寝かせる

  • お金を貯め込むような財布に育てたい場合は、北に寝かせる


ということになります。

財布を寝かせる場所はどこがいい?

財布を寝かせる時の保管場所については、「お金は、暗くて静かなところが好き」ということから、タンスの小引き出し、あまり騒がしくない部屋の机の引き出しの中、などが考えられます。


ただし、火はお金を燃やしてしまうものなので、キッチンなど、火が近くにある場所は、避けた方がいいでしょう。


きれいな布やハンカチ、半紙などで包んで寝かせる

開運コンサルタントの浅野美佐子(あさの みさこ)さんは、財布を寝かせる時には、きれいな布や袱紗、レースのハンカチ、新しい半紙などで包み、直にタンスの中などに置かないことを勧めています。


財布を布にきれいな布にくるんで寝かせる


和物が好きであれば、縁起の良さそうな柄の風呂敷や和紙などを探すのもおすすめ。


色風水で、色にこだわるなら、金運アップに関係するのは、黄色と金色です。


ハンカチで、誰でも1枚は持っていそうな白は、色風水では、リセットの色。


厄落とし色のラベンダーと同様、今までの悪運をリセットして、再スタートしたいような時にピッタリです。

財布を寝かせる時間が無いときはどうする?

財布を寝かせる時間が無い時は、風水師の李家幽竹さんがおすすめする「財布を使いながら初期設定する」方法がおすすめです。



財布は「使い始めの頃の金額を記憶する」っていうことですので、寝かせる時間が無い場合は、覚えさせたい金額(例えば、いつもの2~3倍の額)を財布に入れて、そのまま使い始めましょう。


ただし、財布は、使い始めの頃のお金の出入りも記憶するので、9日間は、あまりお金の出入りを激しくさせないのがおすすめです。

財布を寝かせる効果が「ある人」と「ない人」の違い

財布を使う前に寝かせるのは、開運術的な意味もありますが、それをすることによって、財布を使う人の意識が変わる「風水心理学」的な側面もあります。


つまり、財布を寝かせる、という行為をすることによって、これから財布を使っていく時の意識が変わり、行動が変わり、結果的に、金運が良くなっていく…というわけです。


なので、そもそも「財布を寝かせると金運が良くなる、なんて迷信じゃないかな」って思っている方は、財布を寝かせたとしても、意識が変わることがないので、金運アップ効果も、あまり期待できません。


逆に、金運アップの効果が期待できるのは、財布を寝かせる、と聞いて…


「へぇ~、そうなのか、面白そう。やってみようかな」


…と思えるタイプの人です。


「財布を寝かせる」という儀式的な行為を通じて、潜在意識が変わると、アンテナの張り方や、行動が変わり、結果的に、金運が良くなっていきます。

財布を寝かせる効果

開運術的な側面ばかりが強調されがちな「お財布風水」ですが、心理学的な側面もあるのは面白いですよね。


風水師さんの中には、財布自体に運気が存在するけではなく、むしろ、使う側の意識が変わることの方が重要、と言っている風水師さんもいます。


意識が変わることを重視する場合は、やる行為の納得感が重要なので、例えば…


「100万円の札束を入れて、神棚に飾って寝かせる」


…という方法が、本当に「ご利益あるかも」と思えれば、それを採用してもOKです。


「財布を寝かせる」ことが、気になっている方は、「どこかしら今までの流れを変えたい」と感じてる方が多いことと思います。


なので、ちょっと、おまじない的な行為でも「これ、やってみようかな」と、本当に思える方法があれば、ぜひ、試してみて下さい。


風水師の李家幽竹さんは



人は誰でも、自分の中に、金運(豊かさを生み出す運気)を持っている


と言っています。


財布を寝かせる、という行為を、きっかけにして、その生まれながらにしてある運気を、呼び覚ますことが出来たらいいですよね。


幸運を祈っています。


2026年中の財布をおろすのに縁起が良い開運日については、以下の記事にまとめています。


財布を寝かせて使い始める日を決めるのにご活用下さい。



2026年(令和8年)は、吉日が4つも重なる日が1日あり、3つ重なるトリプル開運日が1日、吉日が2つ重なるダブル開運日が23日あります。