財布と秋財布

春財布と秋財布は、どっちがいいんですか?借金があるんですが…

借金がある時は、春財布より、秋財布の方がいい…という話があるようですが、結論から書きますと、それについて、特に、強い根拠があるわけではないようです。

 

以下に、それぞれ、どういう経緯で、縁起がいい、縁起が悪い、と言われるようになったのかをまとめました。

 

もともと、春財布も秋財布も、ものすごくしっかりした根拠があるわでありません。

 

なので、以下を読んで、春に買った方がいいのか、秋に買った方がいいのか、あなたにとってピンと来た方の時期を採用してもらうのがいいんじゃないかな、と思います。

 

言霊(ことだま)や、語呂合わせ的な風水は、それを聞いて「納得!」と思えるのか、「気にしなくていいや」と思うのか、あなたが、どう感じるかの方が重要です。

 

春財布は「張る財布」なので縁起がいい

 

春財布は、お金がパンパンに「張る財布」なので縁起がいいけど、秋財布は「空き財布」なので縁起が悪い…という話は、聞いたことがあるでしょうか。

 

これは、もともと、諺(ことわざ)にも

 

秋財布に春袋

 

というものがあり、

 

1914年発行の「大日本國語辭典」によれば、その意味は…

 

秋は財布を繕わず、春は袋を縫うべし。

 

秋は「空き」に通ずれば忌み、春は張るに通ずれば祝ふ。

 

※大日本國語辭典より引用

 

となっています。

 

つまり、

 


秋は、空きに通ずるので忌み、春は張るに通ずるので祝おう

 

ということで

 

「春財布は縁起がいいけど、秋財布は縁起が悪い」というのと、同じ語呂合わせになっています。

 

 

秋財布は「実り財布」なので縁起がいい

 

これに対して、秋は、お米が実る時期で、収穫の季節だから、「実り財布」に通じて金運がアップする…という情報を発信し始めたのが、Drコパこと、小林祥晃(こばやし さちあき)さんです。

 

こちらは、昔からある秋は「空き」に通じる、という言霊よりも、コパさん流の金運風水を重要視しています。

 

小林祥晃さんの書籍「Dr.コパの金運&宝くじ風水」によれば…

 

9月に買う財布を「長ツキ財布」、10月〜11月頃に買う財布を「実り財布」と呼び、この時期に買えば、お金でパンパンに貼ったり、長くツキが続いたり、実ったりするほど貯まるといいます。

 

※Dr.コパの金運&宝くじ風水 より引用

 

ということです。

 

春財布は借金があるとダメなの?

 

さらに、最近では、春に買う財布は、基本的には、開運パワーがあって、金運も上げてくれるのだけれど、カードローンや、住宅ローンなど、借金がある人は、春財布はダメ、という話も出て来ています。

 

この話が出てくるのが、札幌の税理士、 八島依子さんが書いた「お金に愛される人は、美しい財布を使っている 」という書籍です。

 

また、『春財布』とは逆の『秋財布』という言葉もあります。実は春財布があてはまらない場合があるというのです。それは、「借金がある人」と「金運がよくない人」。これにあてはまる人は、秋に財布を替えるのが最適と言われています。

 

※お金に愛される人は、美しい財布を使っている より引用

 

借金がある人、金運が良くない人は、春財布より秋財布の方が最適、とは書いてはありますが、その根拠については触れられていません。

 

また、ネットで調べると、陰陽五行の五行で言うと「火の気」である借金は、「水の気」である春財布を買っても、鎮火できない…というような記述もあるようですが、こちらも、その根拠が、よくかりませんでした。

 

そもそも、陰陽五行と季節の関係は、以下の図のようになっています。

 

陰陽五行と季節

 

五行の木火土金水で言うと、春は木の気、夏は火の気、秋は金の気、冬は水の気、そして、季節の変わり目、つまり、土用の時期が、土の気です。

 

こちらの項で説明しているのように、

 

春財布の購入時期は、なぜ「冬至から」と「立春から」があるの?

 

春財布の購入時期は「立春だけじゃなく、冬至から」とする向きもあるので、冬至から立春までに買えば、確かに、水の気になる時期もあります。

 

ですが、立春以降の春に買えば、季節的には、木の気の時期です。

 

さらに、緑の財布なら「木の気」とか、財布の色によっても、五行が変わったりするので、「春財布は水の気なので、うんぬん」の話は、あまり気にしなくていいように思います。

 

火毒には木の気で対処

 

五行の「火の気」が過剰になって起こるトラブルを火毒と言いますが、借金は、この火毒になります。

 

風水では、火の気が過剰になった場合は「木の気を増やす」という基本的な対処方法があります。

 

その考え方から言うと、火毒の借金がある人は、立春以降、木の気の時期である春に財布を買うのは、逆に、絶好のタイミングだ、という見方もできます。